シバハラ精工は、機械部品・治具・試作部品の生産を、
切削から研磨まで一貫して行う精密部品メーカーです。
若者の情熱と熟練の職人からなる「チーム力」と、
様々な加工機や3次元測定器といった「設備」をもって、
スピード(短納期)とクオリティ(高品質)を実現します。
はじめまして、シバハラ精工の代表をしております柴原です。当社は、わたしが36歳のときに、当時勤めていた会社から独立して立ち上げました。
その前は、当社と同じように、精密部品の研磨や金属加工をしている会社に、18歳の時から18年間勤めていました。入社してからは、平面研削、ワイヤーカット加工、放電加工、
円筒研削など、いろいろな設備の技術を学びました。
そうして勤めていくうちに「自分で会社をやってみたい」という思いが大きくなっていきました。ある信頼できる方にぽろっと相談してみたところ、後押しをしていただき、
独立することができました。
わたしの人生を振り返ってみると、「人の縁」に支えられているように思います。独立のときもそうでしたし、金属加工の会社に入ったのも、同級生に誘われてのことでした。いまでも、息子の友人が縁あって入社してくれているのですが、いい仕事をしてくれています。
設備投資には力を入れていますね。人を雇った以上は責任があるので、みんなに仕事があるのがいいことだと思っています。設備があることで、仕事ができますし、設備があることで技術が身につき成長していきます。加工の仕方も設備がなければわかりませんしね。職人社長ですので、そうやって自分もやってきました。
スタッフに対しては、自由にさせ、任せるようにしています。やる気を引き出すなんていうとカッコイイですが、そこまで考えているわけではありません。わたしも自由にやってきたので、若い子にもそうしています。仕事を渡して、加工のやり方はスタッフが自分で工夫してやっています。自由にやらせてみると、若い子がどんどん上達していくので、不思議なものです。
少し長くなりましたが、シバハラ精工は、家族を中心とした10人でやっている町工場です。小さい工場ですが、設備はよそに負けていませんし、スタッフの士気は高いです。そして、いいご縁にめぐまれてここまでやってこれているという実感があります。「短納期・高品質」の精密部品メーカーとして、皆さまのお役に立てれば幸いです。
有限会社シバハラ精工 代表取締役 柴原 雄二